コラム

2023.02.24

ペットが死んだらどうすればいい?火葬の方法や安置方法も紹介します

ペットが死んだらどうすればいい?火葬の方法や安置方法も紹介します

悲しいことに大切なペットとのお別れは突然やってきます。ペットが亡くなってしまった場合、どうするか色々と調べる方が多いと思います。

ペット納骨堂の杜のしおんはペット供養やペット葬に特化した葬儀ブランドです。今回はそんな私たちの経験を生かし、ペットが亡くなったらどのように対処したら良いかまとめてみました。

ペットが死んでしまった後遺体はどうなる?

ペットが亡くなると、少しずつ腐敗が進み体液などが出てくることがあります。そして季節や状況にもよりますが2時間程度で硬直してきます。硬直してくると手足など動かすことが難しくなってきます。

そのため、早めに瞼(まぶた)を閉じてたり、手足を曲げるなど体勢を整えてください。そうすることでお棺に納めやすくなります。

ペットが亡くなった後は、ブラッシングや濡らしたタオルなどで身体を清めてあげましょう。そして、腐敗を防ぐためにお腹や首元に保冷剤(冷凍用がお勧め)を当てます。あとはできるだけ涼しい所や、いつも寝てた布団などに安置してあげてください。腐敗の進行は早ければ1日程度で進んできます。早めに保冷剤や氷を当ててください。

ペットは火葬するべき?それとも土葬でもいいの?
ペットを火葬する場合

ペット火葬の場合、大きく分けてペットのお骨を返骨出来る個別火葬と、業者に任せて返骨のできない一任火葬に分かれます。いずれの場合にも、犬や猫など亡くなったペットの遺体を持ち込む必要があります。

その際、段ボールなどに納めて、花や想い出の物を一緒に入れてあげましょう。ただし、業者によっては火葬のできる物、出来ない物がありますので事前に確認した方が良いでしょう。

ペット火葬した後の供養方法は、大きく分けて埋骨・納骨・手元供養・合祀となります。埋骨の場合は臭いなどのトラブルがなくても土葬同様、近隣住民への配慮が絶対条件となります。ペットのお骨を粉骨(細かくパウダー状にしたもの)すると、埋骨しやすくなるので粉骨を考えるのもひとつの方法です。ペットのお骨を埋骨する場合、公共施設や道路などは避けて、住み続ける私有地に限定した方が無難といえます。

納骨はペット霊園や人間と一緒に眠れるお墓やペット納骨堂などがあります。また永代供養墓のある所もありますただし、納骨は他の供養方法よりも費用がかさむため、希望があれば事前に場所を決めておくことをおすすめします。ペット永代供養墓は比較的安価で受付できる場所が多いので、併せて事前に費用や場所など見学しておくと良いでしょう。杜のしおんでもペット永代供養の対応をしておりますので、お気軽にご相談下さい。

ペットの手元供養は、飼い主様の自由に供養ができる方法です。決まった形式が無く、デザイン性の高い供養台や仏壇などもありますが、必ず揃える必要はありません。ペットのお骨や写真に手を合わせたり、いつも食べていたご飯やお線香をお供えすることもペット手元供養になります。ただし、後供養する人が負担になる恐れがある為、ある程度手元で供養したらペット永代供養墓などに納めてあげるのもひとつの方法です。

ペットの合祀は、永代供養がほとんどで後に費用が掛からないため、比較的安価に供養できるメリットがあります。ただし、場所や雰囲気など事前に見て決めることをお勧めします。インターネットなどで情報が分かりますが、実際に見るとでは違うため必ず見学しましょう。

ペットを土葬する場合

ペットの土葬は基本的に可能です。ただし、廃棄物処理法によりペットの遺体は廃棄物と定められており、その処理は公共の場所であってはならないとされています。また、自分の私有地であっても「水道汚染」に抵触しないよう、川、湖、沼などやその周辺へのペットの土葬は避けた方が良いでしょう。

以上のことからペットを土葬する場合、出来る場所か限られてきます。臭い等の近隣トラブル、引っ越しの際掘り起こしなどを考えると、住み続ける私有地になると思います。ペットの土葬は臭い等のトラブルを考え、近隣の方々への配慮は絶対条件となります。

ペットが死んでしまったらどうすればいい?

ペットが亡くなった時の手続きは、愛犬の場合必要です。死亡してから30日以内に愛犬の届け出をした市区町村もしくは保健所に、報告しなくてはいけません。

飼い主様の住所・氏名・愛犬の死亡年月日・登録番号を報告し、犬鑑札、狂犬病予防注射済票を提出します。その際に、犬艦札や狂言病予防注射済票を手元に残しておきたい方もいらっしゃると思いますが提出先に相談してみてください。

また、愛犬が血統書団体に加入している場合、血統書登録を抹消する手続きが必要がありますが、鑑札と同様血統書を手元に残しておきたい方は、団体に相談してください。愛犬の情報登録をマイクロチップで行っている飼い主様は、登録時に日本獣医師会より発行された登録通知完了ハガキを添えて、日本獣医師会に報告します。

ペットの死亡届は、犬と特定動物、特定外来生物に指定されている生き物の場合のみ必要になります。特定動物とは動物愛護法26条1項に定められているワニやカミツキガメなどで,飼育に都道府県知事の許可が必要とされているところ,この「特定動物」が死亡したときには,「特定動物飼育・保管廃止届出」を都道府県知事に提出しなければなりません。

環境省ホームページ

必要な書類などは、各市町村で異なるため詳しく知りたい方はお住いの市町村役所、愛護団体などに相談してみてください。

ペット火葬のタイミングはいつ?人間の葬儀と一緒で友引は避ける方がいいの?

ペットが亡くなってしまってすぐに火葬の予約をされる方もいらっしゃいますが、蘇生の可能性がある為、人間同様24時間は避けておいた方が良いでしょう。ペットが亡くなって一晩はゆっくり、お家で過ごし、たくさん体を撫でたり、毛を切って取っておいたり、感謝の気持ちとねぎらいをこめてキレイにしてあげてから翌日以降に火葬をしましょう。

腐敗の問題がありますので、ペットの死後翌日~3日以内に火葬をするのがお勧めです。もし、火葬する場所の都合ですぐに火葬できない場合には、ドライアイスや保冷剤でおなか部分を冷やし、できるだけすずしい場所に安置してあげてください。

人間の場合、友引は友を引くと言われ火葬場がお休みの場合が多いため火葬できませんが、ペットの火葬の場合には、まだそうした風習が無いため、友引でも受け入れてくれる火葬場が多いです。杜のしおんでも友引の火葬は承っておりますが、人間同様友引には...とお考えになられる方は、友引を避けて火葬をされると良いでしょう。ご家族の方が納得できる形で火葬してあげることで、亡くなったペットも安心して旅立てることになるでしょう。

まとめ

大切にしてきた想い出のある人形やぬいぐるみ等は、ゴミとして捨てるには抵抗があるものです。供養は自分のためでもあり、供養することで心の整理がつくこともあります。

「杜のしおん」では随時人形供養を受付しています。お人形などが祭壇スペースにいっぱいになると高塚熊野神社宮司様により供養祭を執り行います。供養祭の様子はHPや公式LINEなどにより報告いたします。人形やおもちゃ・ペット使用していた器やゲージなど想い出のある品物の供養は、お気軽に杜のしおんまでお問い合わせ、ご相談ください。 ※供養祭への一般参加はご遠慮いただいております。

pagetop